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Symbol日本コミュニティのフォーラムです。Symbolコミュニティは日々、決済、クリエイティブ、ゲーム、法務、あらゆる領域にて新しい手段を構築しています。誰でもSymbolのそのシンプルな機能に触れる事が出来ます。勿論、このコミュニティにも誰もが参加することができます。このフォーラムではSymbolの利便性向上に向けたディスカッションや、社会課題を解決していけるようなアイディアの提起、Symbolに関する活動の共有等を行います。"Japan Community"とはしていますが、海外の方も気になるトピックがあれば是非、ご参加下さい。
我々は2015年から続く、このブロックチェーンプロジェクトを活用して、よりよい社会、体験を提供したいくべく、ブロックチェーンSymbolに関する課題の解決に向けて建設的な議論・実行プランを検討します また、自身が生活する社会へも活用案を検討し、このプロジェクトが社会に貢献できるよう、議論、検討、開発を推進します
Symbolは2021年にブロックチェーン"NEM"の後継として登場しました。特徴はnつあります。1つは利用する際の障壁の低さです。Symbolはそのシステムに堅牢かつ多機能な取引制御ロジックが組み込まれている為、自分で難しいプログラムを行わずとも簡単かつ安全に利用する事が出来ます。次に合理的かつ環境に優しいなコンセンサスアルゴリズムの存在です。Symbolは特徴的なアルゴリズムとしてPoS+という方式で実装しています。これはPoW等と異なり、チェーンへの参加者の貢献度や信頼度を数学的に算出してチェーンへのデータ追加を"承認"しています。その他、取引実行時の取引が安価、豊富なデータを組み込む事も可能といったモダンなチェーンであり、その利便性からユースケースが拡大しているブロックチェーンです
他のブロックチェーン同様、チェーンを維持するノードは分散されており、かつ分散型台帳で記録・管理される為、非中央集権的かつ改竄体制もしっかり持ったプロジェクトです。
もっと詳しく、その世界観や技術を確認したいと思った方は以下ドキュメントも参照ください https://docs.symbol.dev/ja/handbook/ja/vision.html
既に以下の記事で十二分に語られている為、ここではリンクするのみとします
https://www.cryptostream.jp/nem-symbol-11794/
他チェーンとの比較はしませんが、Symbolとして強いと想定している点を記載します。Symbolは以下のような強みを持っています。
- トラフィックの異常な上昇が発生してもダウンし辛い
- コンセンサスアルゴリズムへPoS+を採用。
- 過去の負荷テスト 6,000tx/block でも動作を確認
- ノードの分散性を保つ為に運用収益あり
Symbolはブロックチェーンです。よって、勿論ゼロダウンタイムを取り入れており、処理しきれないトランザクションが発生したとしてもインフラとしてダウンしない設計を取っています。具体的には、ブロックあたりの処理限界想定が事前に設定されており、そのボーダーラインに達すると新規トランザクション発行申請を一旦保留にし、ブロックの処理が終わってから次の申請を処理します。この挙動を取るメリットとしては以下の点があります。
- インフラとして最低限ダウンしない(し辛い)
- 新規トランザクション以外の処理は中断しない
- ex) 過去のトランザクションの取得、検索や閲覧
- ex) DID等で利用した際の認証処理
なお、保留中のトランザクションは一旦受け付けを行ったノードにキャッシュされ、次のブロック生成時点で自動的に挿入されます。各ノードにキャッシュされたトランザクションは有効期限、もしくはキャッシュ容量の上限を越えるまでは保持され続けます。もしそれすらも超えた際には破棄される為、再度のトランザクション申請が必要となります。
PoS = Proof-of-Stake Plus
コンセンサスアルゴリズムとはブロックチェーンシステムのノードが 合意形成 と 意志決定 をするための動的メソッドです。Symbol では、有名な Proof-of-Stake (PoS) プコンセンサスの改善バージョンである Proof-of-Stake Plus (PoS+) と呼ばれる革新的なメカニズムを利用します。基本的な PoS コンセンサスアルゴリズムでは、ブロックチェーン内の新しいブロック生成は ノード所有者の富にのみ関連する 要因の組み合わせに基づいて、確率的にノードに割り当てられます。PoS+ メカニズムはアカウントの利害関係も考慮しますが、 参加者の活動に基づいた 報酬を与えることにより、エコシステムの健全性も促進します。詳細を確認したい場合はこちらを参照ください。
Symbolをリリースする最終局面の段階で、コア開発者、Symbolコミュニティにより負荷テストを行いました。当時 6,000tx/block が必要な処理速度と試算し、Symbolソフトウェアの処理上限をそこに設定し、負荷テストを行いました。結果は無事、最後まで完走致しました。Symbolは開発者、コミュニティで連携し負荷テストを行った上でリリースしています。
SymbolはBlockChainである以上、一定以上のノードで運用されていなければ分散性は保たれません。2022/05/02時点で 1352基のノードが世界で運用されています。このノードは勿論特定の組織で運用されているものではなく、各個人や組織、団体等、不特定多数のステークホルダーにて運用されています。この分散性を保つ為、ノード運用者には運用収益が発生する仕組みが取られています。具体的には、ノードを運用し、自身のウォレットをリンクしておくことで、手数料を不定期に徴収することが可能です。徴収頻度は自身のウォレット+接続しているウォレットの保有数や活動量に応じたインポータンスの総計で決まります。これがあることでノードの運用で発生したコストを賄う事ができ、分散性を維持することが可能となります
※ Symbolの時価や、ノード運用の参加者数により、コストをどの程度賄う事が出来るかは変動致します
Symbolは金融庁のホワイトリストに登録されており、安心して取引が出来ます。最新のホワイトリストは以下を参照して下さい。なおSymbolの前身であるNEMも同じくホワイトリストに登録されています。