Project PLATEAUでは、プロジェクトにおいて作成した3D都市モデルをはじめとする各種データセットをウェブ上で提供するPLATEAU配信サービスを試験運用しています。
本リポジトリは、PLATEAU配信サービスの利用方法及びこれに関連するナレッジ等を提供するチュートリアルです。
Project PLATEAUでは、3D都市モデルの可視化環境としてCesium及びRe:Earthを利用したPLATEAU VIEWを構築・運用しており、PLATEAU配信サービスではPLATEAU VIEWで利用されている各種データセットを無償で利用可能です。
なお、本サービスはあくまで試験的な運用であるため、提供期間やサービスレベルについては保証できないことをご了承ください。
PLATEAU配信サービスは下記のデータセットに対応しています。各データセットごとの利用方法は各データセットのリンクからチュートリアルを参照してください。
| データセット | 説明 |
|---|---|
| PLATEAU-CityGML | CityGMLデータ |
| PLATEAU-3DTiles/MVT | 建築物モデル等の3D Tiles/MVTデータ |
| PLATEAU-Terrain | 地形モデルのTerraindbデータ |
| PLATEAU-Ortho | 航空写真オルソ画像タイルデータ |
PLATEAU-Terrainの作成、PLATEAU VIEWへのPLATEAU-Terrainの配信にはCesium社が提供するサービスCesium ionを用いていますが、データサイズが50GBを超える場合、有料のCommercialアカウント以上を利用する必要があります。
そこで、Cesium ionに依存しないCesium向けの地形データ変換および配信方法として、「Cesium-Terrain-Builder」と「Cesium-Terrain-Server」の活用について整理しました。 詳細については 、PLATEAU VIEW構築マニュアル(第5.0版)の 付録として公開予定です。
PLATEAU-TerrainはCesium向けの地形データ形式(terraindb形式)であるため、Mapbox GL JSやMapLibre GL JSなどの他の地図エンジンは対応していないという課題があります。 そこで、CityGML形式のPLATEAU 地形モデル(TIN形式)をMapboxやMapLibreで利用可能な地形データであるMapbox Terrain-RGBに変換するライブラリ「PLATEAU Mapbox Terrain Converter」を開発しました。
ライブラリの利用方法および生成した日本全域の地形データの利用方法については、下記のリポジトリを参照してください。
- 2025/03/25: 付録「4.1 Cesium ionに依存しないCesium向け地形データ配信手法」「4.2 Mapbox、MapLibre向け地形データ配信手法」 を記載しました。また、PLATEAU-Terrain に、PLATEAU Mapbox Terrain Converterに関して記載ました。
- 2025/03/12: PLATEAU-CityGMLを追加しました。
- 2024/09/02: 可視化用データについて、変換仕様の詳細をPLATEAU 2023 可視化用データ変換仕様に記載しました
- 2024/06/10: PLATEAU-3DTiles と PLATEAU-Terrain と PLATEAU-Ortho で配信されている3D Tiles・地形データ・オルソを2023年度のデータにアップデートし、MVTのデータを追加しました。静的なJSONファイルとマークダウンファイルでの配信URL提供に代わり、新たにデータカタログAPIを公開しました。サンプルコードを改訂しました。
- 2023/10/25: PLATEAU-3DTiles で配信されている3DTilesの一覧をアップデートしました
- 2023/09/25: PLATEAU-3DTiles で配信されている3DTilesの一覧をアップデートしました
- 2023/04/28: PLATEAU-3DTiles で配信されている3DTilesを新バージョンにアップデートしました。建築物モデル以外も、都市設備モデルや植生モデル等の3D Tilesデータが利用可能となっています。また、3dtiles_url.jsonの仕様を新仕様に変更しました。これに伴い、旧配信URLは2023年度中に運用を終了しますので、ご注意ください