Update: 「スタイルの強さ」を「感情表現の強さ」に名称変更

何の「スタイル」の強さなのか分からないというフィードバックを受け、より端的にニュアンスが伝わるよう単語を変更した

Author: tsukumijima

openapi.json

@@ -99,30 +99,31 @@ dGPU 搭載の PC をお持ちの方は、音声の生成がずっと速い GPU
 
 ## パラメータの変更
 
-画面の右の欄で、テキスト欄ごとに話速やスタイルの強さなどのパラメータを変更できます。
+画面の右の欄で、テキスト欄ごとに話速や感情表現の強さなどのパラメータを変更できます。
 
 <img src="res/image24.png" style="max-height: 12rem" alt="右側にパラメータを調整する欄が表示されています。"/>
 
-- 話速
+- **話速**
   - 話す速さを調整できます。数値が大きいほど速くなります。
   - 2.00 で 2 倍速、0.50 で 0.5 倍速になります。
-- スタイルの強さ
-  - 話者スタイルの声色の強弱を調整できます。数値が大きいほどそのスタイルに近い抑揚がついた声になります。
-    - 例えば話者スタイルが「うれしい」なら、数値を大きくするとより嬉しそうな明るい話し方になります。
-    - 一方、話者やスタイルによっては、数値を上げすぎると発声がおかしくなったり、棒読みで不自然な声になる場合もあります。
-      - 「ちゃんと発声できるスタイルの強さの上限」は、話者やスタイルによって異なります。適宜調整してください。
-  - 全スタイルの平均であるノーマルスタイルには設定できません。
+- **感情表現の強さ**
+  - 選択した話者スタイルの感情表現の強弱を調整できます。
+  - 数値が大きいほど、選択した話者スタイルに近い感情表現が込められた声になります。
+    - 例えば話者スタイルが「上機嫌」なら、数値が大きいほどより嬉しそうな明るい話し方になります。
+    - 一方で、話者やスタイルによっては、数値を上げすぎると発声がおかしくなったり、棒読みで不自然な声になる場合もあります。
+    - 正しく発声できる上限値は話者やスタイルごとに異なります。必要に応じて最適な値を見つけて調整してみてください。
+  - 全スタイルの平均であるノーマルスタイルでは自動で適切な感情表現が選択されるため、「感情表現の強さ」は無効化されます。
   - AivisSpeech Engine 以外の音声合成エンジン (VOICEVOX ENGINE など) 利用時は「抑揚」の調整パラメータになります。
-- テンポの緩急
+- **テンポの緩急**
   - 話す速さの緩急の強弱を調整できます。数値が大きいほどより早口で生っぽい抑揚がついた声になります。
   - AivisSpeech Engine 以外の音声合成エンジン (VOICEVOX ENGINE など) には設定できません。
-- 音高
+- **音高**
   - 声の高さを調整できます（変更すると音質が劣化します）。数値が大きいほど声のトーンが高くなります。
   - 音声合成処理後に後付けで音高を変更しているため、0.00 から変更すると音質が劣化します。
     - AivisSpeech Engine 以外の音声合成エンジン (VOICEVOX ENGINE など) ではこの限りではありません（各音声合成エンジンの実装依存）。
-- 音量
+- **音量**
   - 声の大きさ（音量）を調整できます。数値が大きいほど声が大きくなります。
-- 開始無音・終了無音
+- **開始無音・終了無音**
   - 音声先頭・末尾の無音時間の長さを秒単位で調整できます。数値が大きいほど無音時間が長くなります。
 
 ## 読みの修正

public/howtouse.md

@@ -94,12 +94,13 @@ HTTP プロキシを経由している場合もダウンロードに失敗する
 
 ## 使い方に関する質問
 
-### Q. 「スタイルの強さ」の値を上げると発声がおかしくなります。
+### Q. 「感情表現の強さ」の値を上げると発声がおかしくなります。
 
 AivisSpeech で対応している、Style-Bert-VITS2 モデルアーキテクチャの現時点での仕様になります。  
-話者やスタイルにもよりますが、「スタイルの強さ」を上げすぎると発声がおかしくなったり、棒読みで不自然な声になる場合もあります。  
+話者やスタイルにもよりますが、数値を上げすぎると発声がおかしくなったり、棒読みで不自然な声になる場合もあります。  
 
-ちゃんと発声できる「スタイルの強さ」の上限は、話者やスタイルによって異なります。最適な値に適宜調整してください。
+正しく発声できる上限値は、話者やスタイルごとに異なります。  
+必要に応じて、それぞれの声に合った最適な値を見つけて調整してみてください。
 
 ### Q. 読み方が想定と異なります。
 

public/qAndA.md

@@ -468,7 +468,7 @@ const shouldShowParameter = (sliderKey: PresetSliderKey) => {
 const getParameterLabel = (sliderKey: PresetSliderKey): string => {
   if (isAivisSpeechEngine.value) {
     // AivisSpeech Engine での特殊なラベル
-    if (sliderKey === "intonationScale") return "スタイルの強さ";
+    if (sliderKey === "intonationScale") return "感情表現の強さ";
   }
   return parameterLabels[sliderKey as ParameterType] ?? "";
 };

src/components/Dialog/PresetManageDialog.vue

@@ -411,21 +411,21 @@ const parameterConfigs = computed<ParameterConfig[]>(() => [
     key: "speedScale",
   },
   {
-    // 「スタイルの強さ」は AivisSpeech Engine 以外の音声合成エンジンでは「抑揚」と表示
+    // 「感情表現の強さ」は AivisSpeech Engine 以外の音声合成エンジンでは「抑揚」と表示
     label:
       audioItem.value.voice.engineId === store.getters.DEFAULT_ENGINE_ID
-        ? "スタイルの強さ"
+        ? "感情表現の強さ"
         : "抑揚",
     tooltip:
       audioItem.value.voice.engineId === store.getters.DEFAULT_ENGINE_ID
-        ? "話者スタイルの声色の強弱を調整できます\n" +
-          "強くするとよりそのスタイルに近い抑揚がついた声になります\n" +
-          "強くしすぎるとスタイル次第では棒読みになるため注意\n" +
-          "（ノーマルスタイルでは変更できません）"
+        ? "選択した話者スタイルの感情表現の強弱を調整できます\n" +
+          "強くするとよりその話者スタイルに近い感情表現が込められた声になります\n" +
+          "強くしすぎると話者やスタイル次第では棒読みで不自然な声になるため注意\n" +
+          "（ノーマルスタイルでは自動で適切な感情表現が選択されるため変更できません）"
         : "抑揚の強弱を調整できます",
     sliderProps: {
       modelValue: () => query.value?.intonationScale ?? null,
-      // デフォルトスタイルでは「スタイルの強さ」は効果がないので無効化
+      // デフォルトスタイルでは「感情表現の強さ」は効果がないので無効化
       disable: () =>
         uiLocked.value ||
         !supportedFeatures.value?.adjustIntonationScale ||

src/components/Talk/AudioInfo.vue

@@ -66,7 +66,7 @@ export const SLIDER_PARAMETERS: Record<PresetSliderKey, SliderParameter> = {
     scrollMinStep: () => 0.01,
   },
   /**
-   * スタイルの強さパラメータの定義
+   * 感情表現の強さパラメータの定義
    */
   intonationScale: {
     max: () => 2,